サンダルを履く前に!かかと・足先のお手入れ方法
夏になると、サンダルやミュールなど、足元が見える靴を履く機会が増えます。
そんなときに気になるのが、「かかとのガサガサ」「足先の乾燥」「爪の見た目」ではないでしょうか。
サンダルをきれいに履くために、かかとの角質を削ったり、爪を整えたりする方も多いと思います。
しかし、足のケアは「削れば削るほどきれいになる」というものではありません。
角質を削りすぎると皮膚への刺激になり、足の状態によってはトラブルにつながることがあります。
また、かかとの厚い角質や足の皮むけ、爪の変色などは、単なる乾燥ではなく、足の水虫や爪の水虫などの皮膚疾患が原因の場合もあります。
今回は、サンダルを履く前に知っておきたい、かかと・足先・爪のお手入れ方法と、皮膚科を受診する目安について解説します。
かかと・足先のお手入れで大切なこと
まず大切なのは、
「削りすぎない」
「こすりすぎない」
「保湿する」
という3つです。
かかとの乾燥が気になる場合、保湿を習慣にすることが基本になります。
乾燥してひび割れたかかとのケアとして、入浴後5分以内の保湿や、尿素などを含む保湿剤を選択肢として使用することもオススメです。
1.かかとの角質を削りすぎない
かかとが硬くなると、軽石やフットファイルなどで削りたくなるかもしれません。
しかし、角質を削れば削るほどよいわけではありません。
足の角質をむしったり、軽石などで擦りすぎたりすると角層に傷がつき、足の水虫にかかりやすくなる可能性があります。
そのため、かかとのガサガサが気になる場合も、強く削り続けるのではなく、まずは保湿を意識しましょう。
特に、足に皮むけやかゆみなどの症状がある場合は、角質ケアを始める前に皮膚科へ相談することをおすすめします。
2.お風呂上がりに保湿する
かかとの乾燥が気になる方は、入浴後の保湿を習慣にしてみましょう。
入浴後5分以内に保湿剤を塗ることを、乾燥したかかとのケア方法のひとつとしてもおすすめです。
かかとの乾燥が強い場合には、尿素などを含む保湿剤が選択肢になることもあります。
ただし、ひび割れて痛みがある部分などでは、使用する製品によって刺激を感じる場合があります。
肌の状態に合わせて使用しましょう。
3.足先や爪の周りも保湿する
かかとだけでなく、足先や爪の周囲も乾燥することがあります。
入浴後などに足全体の状態を確認しながら、乾燥している部分を保湿しましょう。
ただし、爪の色や厚みに変化がある場合は、美容目的のケアを続ける前に原因を確認することが大切です。
4.爪を切りすぎない
サンダルを履く前は、足の爪もきれいに整えたくなります。
しかし、爪を深く切りすぎたり、爪の周囲を傷つけたりしないよう注意しましょう。
爪の周囲に赤みや腫れ、痛みがある場合は、無理に爪を整えず、皮膚科に相談してください。
5.足をゴシゴシ洗わない
足を清潔にすることは大切ですが、強くこする必要はありません。
足の水虫の予防について、石けんをよく泡立て、足をなでるように洗い、ゴシゴシ洗いを避けることもおすすめです。
足を洗った後は、指の間まで水分をきちんと拭き取り、蒸れないようにすることも大切です。
「かかとのガサガサ=乾燥」とは限りません
ここは、足のお手入れで特に注意したいポイントです。
かかとの厚い角質や足の皮むけを、
「乾燥しているだけ」
「夏だから仕方ない」
と思っていませんか?
足の症状は、乾燥だけでなく、足の水虫などの皮膚疾患が原因の場合があります。
足の水虫には、足の指の間が白くふやけるタイプ、足の裏に小さな水ぶくれができるタイプ、足の裏全体が硬くなり亀裂を伴うタイプなどがあります。
また、足の水虫はかゆみがない場合もあります。そのため、「かゆくないから水虫ではない」とは言い切れません。
爪の変化にも注意
サンダルを履く前に、足の爪もチェックしてみましょう。
次のような変化はありませんか?
・爪が白く濁っている
・黄色っぽくなっている
・爪が厚くなっている
・爪の下がボロボロしている
・爪が浮いてきた
こうした変化がある場合、爪白癬(爪の水虫)が原因の可能性があります。
爪白癬では爪が白~黄色に濁って厚くなり、爪の下がもろくなることがあります。
ただし、爪は外傷や圧迫、炎症などでも変化します。
見た目だけで爪白癬と判断することはできないため、治療前に皮膚科で診断を確定することが大切です。
サンダルを履く夏だからこそ、足を清潔・乾燥に
サンダルを履くことで足の湿度を下げることができるため、可能であれば靴から履き替え、足や靴の乾燥を図ることも足白癬対策のひとつとしています。
ただし、サンダルなら何でもよいというわけではありません。
足に合わない靴や、足に強い刺激を与えるものは避け、足に負担の少ないものを選びましょう。
こんな足の症状は皮膚科へ
次のような症状がある場合は、美容上の問題として角質ケアを続けるのではなく、皮膚科への相談をご検討ください。
・足の皮が繰り返しむける
・足の指の間が白くふやける
・足の裏が厚く硬くなっている
・かゆみがある
・ひび割れが痛い
・爪が白や黄色に濁っている
・爪が厚くなってきた
・市販のケアを続けても改善しない
足白癬(水虫)は見た目だけでは判断が難しいことがあり、必要に応じて検査を行って診断を確定します。
茨城県那珂市で足・爪の皮膚症状が気になる方へ
さがわ皮膚科は、茨城県那珂市の皮膚科・美容皮膚科です。
「かかとのガサガサが気になる」
「足の皮がむける」
「爪の色や厚みが変わってきた」
など、足や爪の気になる症状についてもご相談ください。
美容目的のお手入れだと思っていた症状が、皮膚疾患によるものだったという可能性もあります。
気になる症状がある場合は、自己判断で角質を削り続けるのではなく、皮膚科で原因を確認することが大切です。
まとめ
サンダルをきれいに履くために、かかとや足先のお手入れをすることは大切です。
ただし、角質は削れば削るほどよいわけではありません。
日頃から、
・角質を削りすぎない
・ゴシゴシこすらない
・入浴後に保湿する
・足先や爪の周りも確認する
・爪を切りすぎない
ことを意識しましょう。
そして、足の皮むけやかゆみ、爪の変色・肥厚などがある場合は、単なる乾燥とは限りません。
「サンダル映え」のためのケアを始める前に、まず足の状態をチェックしてみましょう。
茨城県那珂市で足や爪の皮膚症状についてお悩みの方は、さがわ皮膚科へご相談ください。
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