海やプール、旅行、スポーツなど、夏は屋外で過ごす機会が増える季節です。
「日焼け止めを塗るのを忘れてしまった」「思った以上に日焼けして肌が赤くなった」「肌がヒリヒリして痛い」
このような経験はありませんか?
日焼けは、単に肌が黒くなるだけではありません。
紫外線によって皮膚が赤くなる「サンバーン」を、紫外線による皮膚のヤケドともいいます。
そのため、日焼けした直後は、肌に余計な刺激を与えないことが大切です。
今回は、日焼けした後に避けたいこと5つと、日焼け後にできるケア、皮膚科を受診する目安について解説します。
日焼けした後にやってはいけないこと5選
1.日焼けした肌にさらに紫外線を当てる
日焼けした後に「もう焼けているから大丈夫」と考えるのはおすすめできません。
日焼けは紫外線による皮膚の傷害です。
紫外線は急性の皮膚傷害であるサンバーンやサンタンだけでなく、長期的には光老化などの慢性的な皮膚障害にも関係します。
日焼けしてしまった後は、できるだけ紫外線を避け、日傘や帽子、衣服などを利用して肌を守りましょう。
環境省も、紫外線の浴びすぎを防ぐ方法として、紫外線の強い時間帯を避ける、日陰を利用する、日傘・帽子・衣服・日焼け止めなどを利用することを挙げています。
2.熱いお風呂に入る
日焼けした肌は、赤みやヒリヒリ感などが出ることがあります。
このような状態のときに、熱いお湯で肌を温めたり、長時間入浴したりすると、刺激や不快感が強くなることがあります。
日焼け後の痛みを和らげる方法として、冷たいお風呂やシャワーはおすすめです。入浴後は肌をこすらず、やさしく水分を拭き取ることもすすめています。
日焼け後は、肌に刺激を与えないよう、できるだけやさしく扱いましょう。
3.肌をゴシゴシこする
日焼けした肌をタオルなどで強くこするのも避けたい行為のひとつです。
入浴後は、タオルで強くこするのではなく、肌に軽く押し当てるようにして水分を拭き取りましょう。
また、肌の状態が落ち着くまでは、刺激の強いスキンケアや角質ケアなどを無理に行わないことも大切です。
4.水ぶくれをつぶす
日焼けした部分に水ぶくれができることがあります。
水ぶくれは、自分でつぶさないようにしましょう。
米国皮膚科学会では、日焼けによる水ぶくれはつぶさずに治癒を待つことをすすめています。水ぶくれをつぶすことで感染につながる可能性があるためです。
大きな水ぶくれができた場合や、強い痛みがある場合などは、皮膚科などの医療機関に相談しましょう。
5.日焼け直後から刺激の強いケアを重ねる
「日焼けしてしまったから、早く元の肌に戻したい」と思う方もいるかもしれません。
しかし、日焼け直後はまず肌への刺激を減らし、状態を落ち着かせることが大切です。
強い刺激を感じるスキンケアや、角質を落とすケアなどを無理に行うのは避けましょう。
日焼け後の肌には、保湿などのやさしいケアを行うことができます。
日焼けした肌にアロエベラや大豆を含む保湿剤などを使用することも、症状を和らげる方法のひとつです。
ただし、使用する化粧品などによって刺激を感じる場合は無理に使用せず、肌の状態に合わせてケアしましょう。
日焼けした後はどうすればいい?
日焼けしてしまった場合は、まず紫外線から離れましょう。
そのうえで、
・肌を冷やす
・肌をこすらない
・保湿する
・水分補給を心がける
・水ぶくれをつぶさない
・日焼けした部分をさらに紫外線にさらさない
などを心がけます。
日焼け後のケアとして、冷たいシャワーや入浴、保湿、水分補給、水ぶくれをつぶさないことを意識しましょう。
日焼けした後、皮膚科を受診した方がいい?
軽い日焼けであれば、時間とともに症状が落ち着いていくこともあります。
一方で、次のような症状がある場合には、医療機関への相談をご検討ください。
・水ぶくれが広範囲にできている
・強い痛みがある
・赤みや腫れが強い
・症状が悪化している
・発熱がある
・悪寒や吐き気がある
・膿が出るなど感染が疑われる
日焼けが悪化した場合や、発熱・悪寒・吐き気、膿や腫れなど感染を疑う症状がある場合には、医療機関への相談をすすめます。
日焼けは「その日のケア」だけで終わりではありません
日焼け後に保湿などを行うことは、ヒリヒリした痛みなどの不快感を和らげるために役立つ場合があります。
ただし、環境省は、日焼け後のローションなどによる手入れだけでは、皮膚の老化や皮膚がんなどの長期的な予防効果は少ないとしています。
長期的な紫外線による影響を防ぐためには、そもそも紫外線を浴びすぎないことが重要です。
そのため、日焼けしてしまった後のケアと同時に、今後の日常的な紫外線対策も意識しましょう。
茨城県那珂市で皮膚科をお探しの方へ
さがわ皮膚科は、茨城県那珂市の皮膚科・美容皮膚科です。
一般皮膚科から美容皮膚科まで、皮膚に関するさまざまなお悩みに対応しています。
日焼け後の赤みやヒリヒリ、水ぶくれなど、症状が気になる場合には、自己判断で長期間様子を見ず、皮膚科へご相談ください。
特に症状が強い場合や、日焼け後に体調不良を伴っている場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
まとめ
日焼けした後は、肌が紫外線によるダメージを受けている状態です。
日焼け後には、
1.さらに紫外線を浴びる
2.熱いお風呂に入る
3.肌をゴシゴシこする
4.水ぶくれをつぶす
5.刺激の強いケアを急いで行う
といったことは避けましょう。
まずは紫外線を避け、肌を冷やし、やさしく保湿するなど、肌への刺激を減らすことを心がけます。
水ぶくれが広範囲にある場合や強い痛み、発熱などがある場合は、皮膚科などの医療機関へご相談ください。
茨城県那珂市で皮膚科をお探しの方は、さがわ皮膚科へご相談ください。
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